山あり谷ありと言われるように、人生は必ずしも調子の良い時期ばかりではありません。我々人間には肉体的・精神的な盛衰があり、注意深く生活していても、思いがけない災いを受けることがあります。
注意を促すという意味でも、該当年にお祓いを受けて安穏な生活を祈念することは、日本古来の知恵とも言えるのではないでしょうか。
当社では年間を通じて御祈祷を受付いたしております。
日本古来の考え方で、数え年で判断する厄年です。
厄年(本厄年)は言うまでもなく、その前後の年も自重すべき時期であり、
前厄年・本厄年・後厄年と三年間おまいりするのが本来の慣わしとなっております。
誕生日に関係なく、生まれた年を一歳とし、以降は正月を区切りとして数える方法です。
令和6年の場合、
昭和生まれの方は「100」から
平成生まれの方は「37」から
生年を引いた数が数え年になります。
(例:昭和40年生まれ→数え60歳、平成7年生まれ→数え30歳)
生まれた年に応じ定まっている運命星の配置により吉凶が生じるとする「九星気学(きゅうせいきがく)」に基づき、
節分を区切りとして判断する厄年です。
◇中宮(ちゅうきゅう)
→変化還元作用が強く働く、万事つつしみ保守保全につとめるべき時期
◇艮宮(ごんきゅう)
→改造改革の年回り。生活環境が変わりやすい時期
◇坎宮(かんきゅう)
→冬ごもり隠忍の年回り。成長に向けて力を蓄える時期
◇坤宮(こんきゅう)
→忍耐と基礎づくりの年回り。物事が鈍重で捗り難い時期
※生まれ年による九星は下表をご参照ください
厄年に該当していない場合でも、
「最近よくないことが続く」「悪いことがないように」「良いことがありますように」
と、厄除開運祈願をお受けになる方も多数来社されます。
特に、「節分」から毎年2月10・11日の「鬼祭」の頃には、一段と強く輝く御神徳を求めて多数の参拝者が訪れます。
この時期には特別な撤下品であるタンキリ飴が授与される他、鬼祭において厄除開運特別祈祷が行われます。
厄年に当たっていないにもかかわらず災禍を被ってしまったという時は、
移転や入居・移動の時期や方角に問題があった可能性があります。
平穏無事な生活をお送りいただくべく、大きな移転や移動・造作がある場合は事前事後にかかわらず
方位除をお受けになることをおすすめいたします。
→方位除についてはこちらを御覧ください